眠れないのは不眠症だから?不眠の症状と原因

不眠の症状と原因

ご存知の通り睡眠は人生の約1/3を占める、人の健康にとって重要なものです。
具体的には疲労回復、記憶の整理や学習、身体の成長、アンチエイジングなどの役割を果たします。

日本人の平均睡眠時間は7時間程度で、世界的に見ても睡眠不足という調査結果が出ています。
また1960年~2015年までに1時間以上も睡眠時間が短くなっています。

不眠は繰り返すと身体に蓄積されていきます。その結果、高血圧・糖尿病・肥満といった生活習慣病になりやすくなり、結果として脳卒中や心筋梗塞などの病気を発症するリスクが高まります。

しかし全体的な睡眠不足の傾向は、夜ふかしなどで自ら短くしている人だけでなく、中には「眠りたくても眠れない」という人が多いことも理由にあるようです。

布団に入ってからなかなか寝つけない、夜中に何度も目が覚めてしまう。
そんな人は「自分は不眠症?」と心配するかもしれませんが、眠れないからといって、それが必ずしも不眠症(=病気)というわけではありません。生活習慣やストレスが原因で寝付きづらくなっているだけという可能性もあります。

そもそも不眠とは何か

不眠とはストレスなどによって十分に眠れない状態をいいます。生活リズムの乱れや心配事で寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりする状態は一時的な不眠です。不眠と一言でいっても、その症状は人それぞれで、次の4つのタイプがあります。

寝つきが悪い:入眠障害

布団に入ってもなかなか寝つけない症状です。

夜中に何度も起きてしまう:中途覚醒

いったん眠りについた後、夜中に何度も目が覚めてしまう症状です。回数は個人差がありますが、高齢になるにしたがって多くあらわれます。

早く目が覚めてしまう:早朝覚醒

起床時間が思っていたより何時間も早く目が覚めてしまう症状です。これも高齢者に多くみられます。

良く眠れた感じがしない:熟眠障害

睡眠の時間は取れているのに、朝起きた時に十分に眠った感じがしない。疲れが取れた感じがしない。ストレスや心配事、生活習慣の乱れ、身体の病気などが原因と考えられます。

原因

不眠の原因になりえることは、いくつかあります。
まずは体内時計のリズムが乱れ。たとえば夜更かしをすると体内時計のリズムが乱れます。
それ以外ではストレスや悩み、環境の変化などの心理的な影響、生活習慣病の影響などが不眠の原因になります。
寝る前の飲酒も不眠の原因になることがあります。アルコールによって、夜中に何度も起きてしまう症状が起きます。
最近増えていることとして、寝る前のスマートフォンやゲームが不眠の原因になっています。